![]() |
第二回路地ゼミ風景 |
3月20日に第二回路地ゼミを開催しました。
出席者12名。前半、入江教授にも御出席いただき、路地ゼミの主旨についてお話いただきました。
当日の午前中には、神楽坂にて、神楽坂商店街を軸とした15の路地に対してのフィールドワークを行いました。この件についてはいずれ別のログで詳述します。
今回新たに各自が持ち寄った路地の写真についての発表を行い、それも含めた約500枚の路地の写真を用いて、いくつかのグループに分かれて、路地の分類・整理の仕方について議論しました。
ディスカッション風景 |
その前提において、今回わかれた3つのグループはそれぞれ、路地を形成する「時間」の問題、認識の「ずれ」の問題、前景としての「パラメーター」の問題に着目し、区分けを行い、発表しました。各グループのプレゼンテーションについては後ほど別のログで紹介します。
「時間」のグループは、それぞれの路地の中にある時間を抽出する事で、その帯時性の程度による分類を行いました。
「ずれ」のグループは、観察者と生活者の中にある認識のずれに焦点を当てて、その程度による分布と特徴を抽出する方法をとりました。
「パラメーター」のグループは、その路地の構成要素を言語化しようとする過程で、まず初歩的ないくつかのパラメーターによって整理する必要があるのではないかという事を発見しました。
いずれのグループいおいても、私たちが半ば感覚的に「路地」と呼んでいるものを、どのように認識し評価していくかといった問題を取り扱っており、今回見つけたテーマを深化していく中で、一人一人が各様のテーマで路地を論ずる事が出来るようになることがひとまずの目標である様に感じました。
また、バルセロナからの留学生のマルタの言った、抽象的なものと具象的なものを同時に議論した点が第一回のゼミにおいて優れていたことであり、その視点を忘れてはいけないということ。私たちはあくまで建築をデザインするものであり、その視点を忘れてはいけない、ということが最も印象に残りました。
今後も、こういった議論を通して、「路地」とはなにかといったことを追求していけたらと思います。
文責:早田 大高
![]() |
「時間」グループ発表 |
![]() |
「ずれ」グループ発表 |
![]() |
「パラメーター」グループ発表 |
いずれのグループいおいても、私たちが半ば感覚的に「路地」と呼んでいるものを、どのように認識し評価していくかといった問題を取り扱っており、今回見つけたテーマを深化していく中で、一人一人が各様のテーマで路地を論ずる事が出来るようになることがひとまずの目標である様に感じました。
また、バルセロナからの留学生のマルタの言った、抽象的なものと具象的なものを同時に議論した点が第一回のゼミにおいて優れていたことであり、その視点を忘れてはいけないということ。私たちはあくまで建築をデザインするものであり、その視点を忘れてはいけない、ということが最も印象に残りました。
今後も、こういった議論を通して、「路地」とはなにかといったことを追求していけたらと思います。
文責:早田 大高
0 件のコメント:
コメントを投稿